五七五 湧いて出てきて 眠られず


空の中
我が身投げ出す快楽よ
観るもの観られ
溶けて消えゆく


楽しみは
内なる宴に酩酊快楽
沈黙静寂
三昧三昧

自灯明
アミダの商売
あがったり

自灯明
「自」が消え
アミダ
カムバック

隠居した
アミダ出てきて
すぐに消え


短歌だか俳句だか都々逸だか・・
夜目を閉じて寝ようとすると、七五調の言葉がそれこそ噴火するかのようにドカドカビュンビュンと出てくることがあるのです。

五七五とか五七五七七とか七五七五とか・・
七五調のリズムに乗っ取られたかのように、頭やハートや身体が勝手に歌い出すのだ。
ある種のびょ〜きのような感じ・・。止むに止まんのです・・っはは。

最近は、せっかく出てきた言葉でもあるし、忘れちゃ勿体ない気がしてスマホにメモしてるのだが、なにせこちとらは寝ようと思ってベッドに入り部屋の明かりを消して休もうとしているというワケなのでんす。

メモするには闇に親しんだ両眼をそ〜っとウスく開いて、光る画面を眩く見ながら書くのである。
次から次へと五七言葉は湧いてくるんだか降ってくるんだか知らないが、ともかく遠慮なしにドカドカビュンビュンとやってくる。

「今日はもう疲れた・・もうじゅ〜ぶん、はやく寝よ寝よ・・」なんぞと頭脳の一部はつぶやき、数秒間は全体もそれに従い、スマホをベッドの脇に置いて、再び睡眠へと入っていこうとはするのだ・・。

だ、だがしかし、それも束の間、矢継ぎ早に噴出する五七どもの勢いとネバリの継続力に我が頭脳のひ弱な抵抗はいとも容易く赤子の手をヒネるように攻略され、我が思考と身体は、五七マグマどもの噴出に巻き込まれ、それを楽しみ、ワクワク従うことになるのでありました。

せっかく安らぎの闇に帰った両眼は、またもやスマホのビンビンに輝く画面を細目でのぞきメモをとることになる。
何回も何回も・・
五七マグマの噴出が弱まるまでこんなことが繰り返され、ようやく眠ることができるという夜があるというオハナシ。

しかし・・これが楽しいからしょうがない・・のだからしょ〜がない。
夕べ噴出した五七マグマのごく一部をご紹介いたします。 合掌




0 件のコメント: